全力中年てるちゅー

久留米のほとりの眼鏡屋の日常です。

35日目 大多数の人間は羊である

時給580円

今から31年前、高校生である私が初めてアルバイトをした時の時給。

誰でも高い時給で働きたい。

そのためにみんな大学に進学する。

みんなの偏差値やテストの点数が一緒になれば、みんな官僚になれるし、みんな医者になれるし、弁護士にもなれる。

しかし、みんなが医者になったり、官僚になったり出来る世の中になれば社会構造が変わって医者や官僚の報酬も下がってしまうかもしれない。

みんな高い時給が欲しくて大学に行くんだろうけど高い時給の仕事には競争に勝たないと就く事は出来ない。

学力で闘うか?

スポーツで闘うか?

技術や知識で闘うか?

未来のある若い子に早く気がついて貰いたい。

社会は狼で、競争力のない人は羊なんだ。

バカにして羊と言っているのではなく、羊と自覚すると狼の危険を察知出来て、生きるのが楽になる。

羊は狼にはなれない。なる必要がない。

当然、生まれながらに狼の人もいる。

狼の人は羊にはなれない。

狼らしく羊を捕食する。

狼は孤独に強く、羊は孤独に弱い。

羊である事を自覚しよう。群れて生活しよう。

そうすれば時給580円でも生きていける。

なんとなく大学に行ってしまえば狼の餌になる。孤独になる。そして時給580円では生活出来なくなる。

こんな時代だからこそ、群れて生活する事が大切だと思うよ。

 

学生さん達が一番つらいはず、1日も早く日常が戻りますように。

 

依存症の親父より